私の担当する科目の、『医療的ケア』は、生命と隣り合わせの行為であり、多くの危険を伴います。実施するには、正しい知識と確実な技術がなければいけません。私たち介護福祉士が行う医療的ケアは、一人一人の方を理解した上で、その方に応じた声かけ、接し方などを考えながら、どんなに重度の障害を持っておられたとしても、毎日が豊かで、その人らしい生活が送れるようにするために行います。そのことを、皆さんに理解していただきたいと思っています。
中学・高校時代は、6年間バスケットボールクラブに所属していました。専門学校では、合気道部に3年間所属していました。
何をするにも、とても不器用なので決してよくできる部員ではありませんでした。
しかし、それなりにできるようになったのは、毎日練習していたからだろう。と思っています。何事も、コツコツ練習すること、継続することが一番大切だと感じています。また、厳しいけれど、楽しかった一緒にした練習は良い思い出です。
介護福祉士は、利用者の方にとって最も身近にいる生活支援者です。様々な人生経験をしている一人一人を理解し、その方が豊かな楽しい生活が継続できるような支援をしていきます。その為には、自分本位にならず、色々な考え方を知ること。また、美しいものを見、楽しいことを経験し、時には厳しい辛い体験をする中で、豊な感性を持つことが大切だと感じています。