2年間で学ぶ科目は、3つに大きく分類できます。その一つに学習の柱となる「介護」の分野があります。その分野の中では、「介護過程の基礎」「介護総合演習」「介護実習」等を担当しています。また、「こころとからだのしくみ」の分野では、「発達と老化の理解」「こころとからだのしくみ」の科目を、そして「医療的ケア」の科目を担当しています。学校での学習が、日々の生活の中や介護実習での実際の場面とでつながりが確認できるように、身近な例で理解できるように授業を進めていく努力をしています。
ご自分の将来をいろいろと考え、時に悩むこともあるかと思います。自分らしい進路や生き方を考えていくことは大切なことです。福祉には、幸せな生活や人生を実現するという意味があります。今までに経験し、そしてこれから経験するすべてのことが、福祉の専門職である介護福祉士として働く上では、大切な経験となります。その経験が支援を必要としている方の生活の一番身近なところで、喜びや痛み等に気づき、その方らしい幸せな生活の実現に向けて関わっていくことができるからです。
好きなことは、春夏秋冬と季節感のある童謡や地域色豊かな民謡、若い頃に流行した歌謡曲を聞き、口ずさむことです。歌詞から四季の自然の美しさの表現に感動したり、人生のいろいろについてのフレーズに自分を重ねたりするなど、年々味わい方が変化していることに気づいて楽しくなっています。