介護福祉科では、介護福祉士(国家資格)取得に向けたシンプルなカリキュラムを構成し、現場のニーズに対応した知識と技術の習得を目的としています。
学生一人ひとりの理解度や精神的な変化・成長までしっかりサポート。
ともに学ぶ仲間と熱心な教員、頼りがいのある先輩・後輩といったここでの出会いを大切にしながら、介護を必要とされる方々に寄り添える介護福祉士を育成します。
真の現場対応力を磨くカリキュラム
介護の現場を知る教員が、専門知識と技術の基礎はもちろん、近年ニーズの高い介護予防までを視野に入れたカリキュラムを設定しています。
「介護」「人間と社会」「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」の4つの分野をバランス良く学びます。
人間と社会 | 人間の尊厳と自立/人間関係とコミュニケーション/生活と福祉/社会保障制度の理解/情報処理
地域福祉実践論/手話 |
---|---|
介護 | 介護の基本/介護のコミュニケーション/生活の快支援論/生活支援技術/介護過程の基礎/
介護過程の実践/介護過程とチームアプローチ/介護総合演習/介護実習 |
こころとからだのしくみ | 発達と老化の理解/認知症の理解/障害の理解/こころとからだのしくみ |
医療的ケア | 医療的ケアⅠ/Ⅱ/Ⅲ |
ICT×介護福祉士
事務作業の効率化、スムーズな情報共有や伝達、蓄積されたデータを分析しサービスの質向上など、これからの介護福祉士にはICTはとても重要です。実際に器機を触れながら学習を深めていきます。
介護老人福祉施設・介護老人保健施設・障害者支援施設の利用者、また地域密着型サービスを利用して地域で暮らす利用者と出会い、制度やサービス展開を学び、基礎介護技術を実践します。
介護老人福祉施設・介護老人保健施設・障害者支援施設で実際に利用者を担当し、個別援助計画を立て実践。振り返りを行い、連携やチームケアのあり方も学びながら介護過程の展開を体験します。
介護福祉士とは、「社会福祉士及び介護福祉士法」で位置づけられた、社会福祉業務に携わる人の国家資格です。専門知識と技術をもって、身体的・精神的な障害や、日常生活を営む上での問題を抱える人々の生活の援助を行い、また介護者への介護の指導、助言を行う専門職であり、将来的には医療、教育、産業など幅広い分野での活躍が期待されています。